フェアトレードの知名度57.0%、全国調査2026

「フェアトレードと倫理的消費に関する全国調査2026」の結果が2026年5月1日付で公表された。フェアトレードの知名度は57.0%、推計認知率は42.2%、購入率は15.2%で、いずれも2012年の調査開始以降で最も高かった。

調査は、渡辺龍也・東京経済大学名誉教授(日本フェアトレード・フォーラム顧問)を代表とする4人の研究者チームが、2026年3月2日から5日にインターネットで行った。調査機関はマクロミルで、全国1,496人のほか、フェアトレードタウンに認定された8都市でも回答を集めた。

報告書によると、フェアトレードという言葉を見聞きしたことがある人(知名度)は全体で57.0%だった。年代別では10代が73.0%、20代が62.4%と高く、報告書は学校で学ぶ機会が増えたことによるものと思われるとしている。認知率は、今回から回答の選択肢に「分からない」を加えたため調査値が31.8%にとどまった。報告書は、選択肢がなかった場合を二通りの方法で推計し、その平均の42.2%を推計認知率とした。過去の調査と比べられる60代以下では41.7%で、初めて40%台になった。

購入経験がある人は調査対象者全体の15.2%で、年1回以上の割合で恒常的に購入している人は7.6%だった。8都市の購入率はいずれも全国平均を上回り、逗子市が44.9%、鎌倉市が36.3%だった。

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